固定費の見直しで月いくら節約できる?スマホ・保険・サブスクの順番
節約というと食費を削るイメージですが、いちばん効率がいいのは固定費の見直しです。一度手をつければ効果がずっと続く——スマホ・保険・サブスクなど、効果の大きい順に見直しのコツを整理します。
最終更新:2026-06-29
なぜ「固定費」から見直すのがいちばん効率的?
毎月の支出は、性質の違う2種類に分けられます。固定費は家賃・スマホ代・保険料・サブスクなど、毎月ほぼ一定で出ていくお金。変動費は食費・娯楽・交際費など、月によって増減するお金です (詳しくは手取りに対する理想の支出割合でも解説しています)。
食費などの変動費を削るには、毎月の我慢が続きます。一方、固定費は一度見直せば、同じ節約効果が自動でずっと続くのが最大の強み。 「がんばり続ける節約」より「一度きりの手間で済む節約」のほうが、ずっと長続きします。
見直す順番(効果が大きく、手間が少ない順)
固定費はどれから手をつけてもいいわけではありません。「節約効果が大きい × 手間が一度きり」のものから順にやると、いちばん効率よく家計が軽くなります。 おすすめの順番は次のとおりです。
- ① スマホ(通信費)…格安SIMへの乗り換えで月3,000〜7,000円下がることも。効果が大きく手続きも一度きり
- ② 保険…不要な特約や重複保障を外す。見直しで月2,000〜5,000円変わることも
- ③ サブスク…使っていない動画・音楽・アプリを解約。月1,000〜3,000円の“見えない出費”を回収
- ④ 電気・ガス…料金プランや会社の乗り換え。手間は少なめで月数百〜2,000円
- ⑤ 住居(家賃)…固定費で最大。効果は大きいが引っ越し等の手間も大きいので最後に検討
※ 節約額は一般的な目安・例で、契約内容・使用量・地域によって大きく変わります。 通信費・水道光熱費などの平均額は総務省「家計調査(家計収支編)」を参考にしています。 保険の見直しは必要な保障まで削ると本末転倒になるため、保障内容を確認したうえで判断してください。
費目別・見直しのポイント
スマホ(通信費)…大手キャリアで月7,000〜9,000円ほど払っている場合、格安SIM(MVNO)やオンライン専用プランに乗り換えると、 同じ使い方でも月2,000〜3,000円台に下がることが多いです。 データ使用量が少ない人ほど効果が大きく、手続きも基本は一度きり。最初に手をつける価値があります。
保険・サブスク・光熱費のチェックポイント
固定費は「毎月 × 12か月」で効く
固定費の見直しがすごいのは、削った額が毎月ずっと続くこと。 たとえばスマホ・保険・サブスクの合計で月1万円下げられたら、それだけで年間およそ12万円。10年なら120万円もの差になります。
見直して浮いたお金は、貯蓄・投資に回す
固定費を下げただけで終わらせず、浮いたぶんを先取り貯蓄や積立投資に回すと、 家計改善の効果が一気に大きくなります。 まずは家計バランス診断で、いまの固定費・変動費・貯蓄の割合をチェックしてみましょう。 費目ごとに自分の金額を入れると、手取りに対する率と理想とのズレがひと目でわかります。
家計バランス診断で固定費の割合をチェックする手取りに対する理想の貯蓄・固定費・変動費の割合と、費目別の支出めやすがわかります。使ってみる →浮いたお金をNISAで増やす試算をする不足分を埋めるために、運用でどこまで増やせるか試算します。使ってみる →よくある質問
Q.固定費の見直しはどこから始めるべきですか?▾
A.効果が大きく手間が一度きりで済む通信費(スマホ)からがおすすめです。大手キャリアから格安SIMに乗り換えると月数千円下がるケースが多く、その後は保険、使っていないサブスクの解約、電気・ガスの乗り換えと進めると効率的です。
Q.固定費を見直すと毎月いくら節約できますか?▾
A.人によって幅がありますが、スマホ・保険・サブスクの見直しで合計月5,000〜15,000円ほど下げられるケースが多いです。固定費は毎月かかるため、月1万円の削減でも年間で約12万円の差になります。
Q.固定費と変動費(食費など)の節約はどちらが効果的ですか?▾
A.固定費です。食費などの変動費を削るには毎月の我慢が必要ですが、固定費は一度見直せば同じ効果がずっと自動で続きます。我慢が少なく長続きするため、家計改善はまず固定費から手をつけるのが基本です。
あなたの場合は、いくら?
ここまで読んだら、次は自分の数字を。スライダーを動かすだけ、3分で老後に必要な額がわかります。