年金はいくらもらえる?会社員・自営業の平均と計算方法
「自分は年金をいくらもらえるの?」は老後資金の出発点。平均額や、会社員と自営業で大きく変わる理由、ざっくりした計算方法を整理します。
最終更新:2026-06-22
公的年金は「2階建て」
日本の公的年金は2階建てです。1階が全員共通の国民年金(老齢基礎年金)、 2階が会社員・公務員が上乗せでもらえる厚生年金。 この2階部分があるかどうかで、受給額は大きく変わります。
- 自営業・フリーランス…1階(国民年金)のみ
- 会社員・公務員…1階(国民年金)+2階(厚生年金)
自営業・フリーランス
会社員・公務員
平均でいくらもらえる?
厚生労働省のデータ(令和4年度末)では、受給額の平均はおおよそ次のとおりです。
- 老齢厚生年金(基礎年金を含む)…月約14.5万円
- 老齢基礎年金のみ(自営業など)…月約5.6万円
国民年金(基礎年金)の満額は、令和6年度で月約6.8万円(40年間納付した場合)。 未納や免除の期間があると、その分だけ満額より少なくなります。
※ 出典:厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(老齢厚生年金・老齢基礎年金の平均月額)、 および厚生労働省 令和6年度 年金額(老齢基礎年金 満額)。いずれも平均・満額の目安で、個人の受給額とは異なります。
厚生年金のざっくり計算
2階部分(厚生年金)は、現役時代の年収と加入年数でおおまかに決まります。目安の式は次のとおりです。
厚生年金の概算式
ここに1階の国民年金(満額なら月約6.8万円)を足したものが、受け取る年金の目安です。
※ 2003年4月以降の「総報酬制」をもとにした簡易式です。実際は賞与の扱いや制度改定で変動し、 正確な金額は日本年金機構の試算によります。
自分の年金を見積もる
働き方(会社員/自営業)・平均年収・加入年数を入れると、2階建てを踏まえた受給月額の目安を試算できます。老後の必要額から年金を引けば、自分で準備すべき「不足額」がはっきりします。
公的年金シミュレーターで受給額を試算するもらえる年金を見積もり、不足額をはっきりさせます。使ってみる →必要額から不足額を逆算する将来いくら必要かを逆算して、目標額を知ります。使ってみる →よくある質問
Q.年金は平均でいくらもらえますか?▾
A.厚生労働省の令和4年度データでは、老齢厚生年金(基礎年金を含む)の平均は月約14.5万円、自営業などで国民年金のみの場合は月約5.6万円です。あくまで平均で、加入期間や現役時代の年収によって変わります。
Q.会社員と自営業で年金はどのくらい違いますか?▾
A.会社員は国民年金(基礎年金)に加えて厚生年金が上乗せされる2階建てのため、国民年金だけの自営業より受給額が多くなる傾向があります。その分、現役時代に納める保険料も多くなります。
Q.自分の年金見込み額を知るにはどうすればいいですか?▾
A.毎年届く「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認できます。当サイトの公的年金シミュレーターでも、働き方・平均年収・加入年数から受給月額の目安を試算できます。
あなたの場合は、いくら?
ここまで読んだら、次は自分の数字を。スライダーを動かすだけ、3分で老後に必要な額がわかります。