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老後2000万円問題は本当?必要額の考え方と自分のいくら

ニュースで聞く「老後2000万円」。でもこれは“平均的なモデル世帯”の話で、あなたに必要な額とは限りません。数字の出どころと、自分用の必要額の出し方を整理します。

最終更新:2026-06-22

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「老後2000万円って、自分にもそのまま当てはまるの?」と不安になるよね。 じつはこの数字、平均的なモデル世帯の話なんだ。出どころと、自分用の数え方を見ていこう!

「老後2000万円」はどこから来た数字?

きっかけは2019年に金融庁の審議会がまとめた報告書です。そこでは高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上・妻60歳以上)の平均をモデルに、 毎月の収入より支出が約5万円多く、その不足が30年続くと約2,000万円になる、という試算が示されました。

計算式はとてもシンプルです。「毎月の不足 約5.5万円 × 12か月 × 約30年 ≒ 約2,000万円」。 つまり2000万円は平均的なモデル世帯の不足額であって、すべての人に必要な“決まった額”ではありません。

毎月の不足−5.5万円
×
1年12か月
×
老後約30年
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合計約2,000万円
「毎月の赤字 × 年数」で出た目安。前提が変われば金額も変わります。

金融庁 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書(2019年)。元データは総務省「家計調査」。 調査年によって収支の差は変動し、不足額が小さくなる年もあります。

あなたの必要額は「逆算」で出せる

平均に振り回されず、自分用の数字を出すのがいちばんです。考え方は次のとおり。

  • ① 老後に毎月使う生活費を見積もる(今の生活費が目安)
  • ② もらえる年金など毎月の収入を引く → これが「毎月の不足」
  • ③ 不足 × 12か月 × 老後の年数(例:65→90歳なら25年)
  • ④ そこから今ある貯蓄を引くと「これから準備する額」

ポイント:年金を引くと数字が一気に現実的に

必要額は「生活費」だけ見ると大きく感じますが、年金収入を引くと不足はぐっと小さくなります。 まずもらえる年金の見込みを把握すると、目標がはっきりします。

3分で自分の必要額を出してみる

上の①〜④の計算は、スライダーを動かすだけで自動で出せます。 毎月いくら貯めれば届くかまで逆算されるので、まずは触ってみてください。

老後必要額シミュレーターで逆算する将来いくら必要かを逆算して、目標額を知ります。使ってみる →先にもらえる年金を見積もるもらえる年金を見積もり、不足額をはっきりさせます。使ってみる →

よくある質問

Q.老後2000万円は誰にでも必要ですか?

A.いいえ。2000万円は総務省の家計調査をもとにした「平均的なモデル世帯」の不足額の試算で、生活費・年金額・働き方によって必要額は大きく変わります。自分の生活費と年金見込みから逆算するのが正確です。

Q.年金だけで老後の生活費はまかなえますか?

A.多くの世帯で、年金収入だけでは毎月の支出をやや下回る傾向があります。その不足分に老後の年数をかけた金額が、準備すべき額の目安になります。持ち家かどうかや生活水準で差が出ます。

Q.老後資金はいつから準備すればいいですか?

A.早いほど有利です。20〜30代から少額でも積み立てると、複利と非課税制度(NISA・iDeCo)の効果で、月々の負担を抑えながら準備できます。

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あなたの場合は、いくら?

ここまで読んだら、次は自分の数字を。スライダーを動かすだけ、3分で老後に必要な額がわかります。

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