老後の生活費は月いくら?夫婦・一人暮らしの内訳の目安
老後資金を考える出発点は「毎月いくら使うか」。総務省の統計をもとに、夫婦・一人暮らし別の生活費の目安と、内訳(何にいくらかかるか)を整理します。
最終更新:2026-07-16
老後の生活費、平均はいくら?
総務省の家計調査によると、65歳以上の無職世帯の消費支出(生活費)の平均は、 おおよそ次のとおりです。
※ 総務省「家計調査(家計収支編)」の65歳以上無職世帯(夫婦のみ/単身)の消費支出をもとにした概算の目安です。 持ち家世帯が中心のため住居費は低めに出ており、賃貸の場合はより多くかかります。調査年によっても変動します。
内訳で見る、何にいくらかかる?
総額だけでなく、内訳を知っておくと家計の見直しポイントが見えてきます。 消費支出に占める費目別の割合の目安は次のとおりです。
- 食費…約3割弱。生活費の中でいちばん大きな費目
- 交通・通信…約1割強。スマホ代や車の維持費など
- 教養娯楽・交際費など…あわせて約2〜3割。趣味や冠婚葬祭、こづかいなど
- 光熱・水道…約1割弱
- 保健医療…約1割弱。年齢が上がるほど増える傾向
- 住居…約1割弱(持ち家の場合。賃貸や住宅ローンが残っている場合はより高くなる)
※ 費目の割合は、総務省「家計調査(家計収支編)」の高齢無職世帯の消費支出割合をベースにした概算の目安です。 世帯構成・地域・持ち家か賃貸かによって大きく変動します。
現役時代の支出をベースに考えるのが現実的
生活費が分かれば、必要額も見えてくる
毎月の生活費から年金などの収入を引けば、老後の「毎月の不足額」が分かります。 そこに老後の年数をかければ、準備すべき目標額が逆算できます。 考え方は老後2000万円問題の記事でも詳しく解説しています。
生活費から老後の必要額を逆算する将来いくら必要かを逆算して、目標額を知ります。使ってみる →もらえる年金を見積もるもらえる年金を見積もり、不足額をはっきりさせます。使ってみる →よくある質問
Q.老後の生活費は平均いくらですか?▾
A.総務省「家計調査」によると、65歳以上の無職世帯の消費支出は、夫婦のみ世帯で月約25万円、単身世帯で月約15万円が目安です。持ち家世帯が中心のため住居費は低めに出ており、賃貸の場合はより多くかかります。
Q.生活費の中でいちばん大きい費目は何ですか?▾
A.食費です。消費支出全体のおよそ3割弱を占め、老後の生活費の中でもっとも大きな費目になります。次いで教養娯楽・交際費、交通・通信が続きます。
Q.老後の生活費はどうやって見積もればいいですか?▾
A.平均値をそのまま使うより、今の生活費を土台に、住宅ローンの完済や子供の独立で減る費目、医療費のように増える費目を足し引きする方が実態に近づきます。
あなたの場合は、いくら?
ここまで読んだら、次は自分の数字を。スライダーを動かすだけ、3分で老後に必要な額がわかります。