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住宅ローンの選び方|変動・固定・フラット35を比較

住宅ローンの金利タイプは大きく3つ。「安さ」だけで選ぶと、将来の返済額が変わるリスクを見落としがちです。変動・固定・フラット35それぞれの特徴と、自分に合う選び方を整理します。

最終更新:2026-07-09

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住宅ローンは「金利が低いもの」を選べばいいわけじゃないんだ。 変動・固定・フラット35、それぞれリスクの引き受け方が違うよ。特徴を整理しよう!

住宅ローンの金利タイプは主に3種類

住宅ローンの金利タイプは、大きく変動金利固定金利期間選択型全期間固定金利(フラット35など)の3つに分かれます。同じ借入額でも、 タイプによって毎月の返済額の決まり方や、将来のリスクの引き受け方が変わります。

変動金利0.3〜0.7%
10年固定0.5〜1.5%
フラット351.5〜2%前後
契約金利の目安(一般的な水準の一例)。時期・金融機関・審査結果により変動します。
  • 変動金利…市場金利に応じて半年ごとに見直される。3タイプの中でもっとも低い水準になりやすいが、将来の金利上昇で返済額が増えるリスクがある
  • 固定金利期間選択型(10年固定など)…契約時に決めた期間だけ金利が固定され、期間終了後はそのときの金利で再設定される。変動と全期間固定の中間的な位置づけ
  • 全期間固定金利(フラット35など)…借入時から完済まで金利が変わらない。3タイプの中でもっとも金利は高めだが、返済額がずっと確定する

審査金利と実際の金利は別物

銀行が「いくらまで貸せるか」を審査するときは、実際の契約金利ではなく審査金利という、将来の金利上昇に備えた高めの金利(3%前後が目安)を使って返済額を計算します。 そのため、借入可能額の目安は実際に借りられる額より保守的に出ます。 一方、実際の返済シミュレーションは契約金利(変動0.3〜0.7%など)で計算するため、 審査金利での試算と実際の返済額はまったく違う数字になります。

ポイント:2つの金利を混同しない

「借入可能額」は審査金利、「毎月の返済額」は実際の契約金利で計算します。住宅ローンシミュレーターでは、この2つを分けて試算できます。

変動 vs 固定、選び方の判断軸

「どちらが得か」は将来の金利次第で誰にも断言できません。それより、金利が上がったときに家計が耐えられるかで考えるのが実践的です。

  • 収入・貯蓄に余裕があり、返済額が増えても対応できる → 変動金利が向く
  • これから教育費など支出が増える見込みで、返済額を確定させたい → 固定金利が向く
  • 金利上昇リスクをまったく取りたくない → 全期間固定(フラット35など)が向く

フラット35の特徴

フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関が提携する全期間固定金利の住宅ローンです。 保証料が不要な点や、収入合算・連帯債務型で組みやすい点が特徴です。 一方、団体信用生命保険は任意加入で、加入する場合は金利に上乗せされることが多い点には注意が必要です。

金利タイプ別の目安は一般的な水準の一例で、実際の金利は時期・金融機関・審査結果によって変動します。 フラット35の制度概要は住宅金融支援機構の公式情報をご確認ください。

繰上返済の考え方

余裕資金ができたら検討したいのが繰上返済です。返済期間を短くして総利息を減らす期間短縮型と、毎月の返済額を減らす返済額軽減型があり、 総利息を減らす効果は期間短縮型のほうが大きい傾向があります。 ただし、生活防衛資金を減らしてまで繰上返済にあてるのは避け、 手元の現金とのバランスを優先しましょう。

自分の条件で試算してみる

金利タイプ別の目安で、借入可能額や毎月の返済額がどう変わるか試算してみましょう。 審査金利と実際の金利、両方の視点で確認できます。

住宅ローンシミュレーターで試算する年収から借入可能額の目安を試算し、借入額・金利・返済期間から毎月の返済額と返済負担率がわかります。使ってみる →

よくある質問

Q.変動金利と固定金利、どちらを選べばいいですか?

A.収入や貯蓄に余裕があり、金利が上がっても返済額の増加に対応できる人は変動金利、教育費など将来の支出増加が見込まれ返済額を確定させたい人は固定金利が向いています。金利の低さだけでなく、返済額が変わったときに家計が耐えられるかで選ぶのがポイントです。

Q.フラット35のメリット・デメリットは何ですか?

A.メリットは、借入時から完済まで金利が変わらず返済計画が立てやすいこと、保証料が不要なことです。デメリットは、変動金利や固定金利期間選択型と比べて金利がやや高めなこと、団体信用生命保険が任意加入(別途上乗せ金利がかかる場合が多い)なことです。

Q.審査金利と実際の金利はどう違いますか?

A.審査金利は、銀行が借入可能額を審査する際に使う、実際の契約金利より高めのストレステスト用の金利です。実際の返済で使う契約金利(変動0.3〜0.7%、10年固定0.5〜1.5%、フラット35は1.5〜2%前後が目安)とは別物で、審査金利のほうが高く設定されるため、借入可能額の目安は実際に借りられる額より保守的に出ます。

Q.繰上返済はした方がいいですか?

A.生活防衛資金を確保したうえで余裕資金があるなら有効です。返済期間を短くして総利息を減らす「期間短縮型」と、毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」があり、総利息を減らす効果は期間短縮型のほうが大きい傾向があります。ただし手元の現金を減らしすぎないよう、生活防衛資金とのバランスを優先してください。

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