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出産にかかる費用はいくら?妊婦健診・分娩入院・ベビー用品を項目別に解説

妊婦健診・分娩入院・ベビー用品……出産までにかかるお金は項目が多く分かりにくいもの。それぞれの自己負担の目安と、合計した場合の金額感を整理します。

最終更新:2026-07-10

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初めての妊娠・出産だと「病院代や入院費、ベビー用品……結局いくらかかるの?」って不安になるよね。 項目ごとの目安を知っておけば、準備すべき金額がはっきり見えてくるよ!

出産にかかるお金は、大きく3つ

出産までにかかる自己負担は、大きく①妊婦健診 ②分娩・入院費用 ③ベビー用品・マタニティ用品の3つに分けられます。 分娩・入院費用は公的な一時金でほぼ相殺されるため、実際にまとまった出費になりやすいのは①と③です。

①妊婦健診約5万円
+
②分娩・入院の差額約1万円
+
③ベビー用品一式約12万円
合計の目安約18万円
3つを合計した自己負担の目安。地域・施設・そろえ方によって変わります。

分娩・入院費用は出産育児一時金でほぼ相殺されるため、上記には差額のみを計上。地域や施設、里帰り出産の有無などで実際の金額は変わります。

① 妊婦健診(妊娠中に14回ほど)

妊娠中は、標準的に14回ほどの妊婦健診を受けます。1回あたり5,000円〜1万数千円ほどかかり、 自治体から「妊婦健康診査受診票」が交付されて費用の一部が公費で補助されます。

公費補助額は自治体によって差があり、全国平均は約11万円(最も手厚い自治体で約14万円、少ない自治体で約8万円)。 補助を差し引いた自己負担額の全国平均は約5万円です。補助額が少ない自治体に住んでいたり、 追加の検査(血液検査・エコーの詳細検査など)を受けたりすると、自己負担はさらに増えることがあります。

出典:こども家庭庁「妊婦健康診査の公費負担の状況」、知るぽると「妊娠・出産にかかる費用と負担軽減のための主な制度」にもとづく全国平均の目安。

② 分娩・入院費用(出産育児一時金でほぼ相殺)

正常分娩の入院費用は全国平均で約50.7万円(令和5年度)。健康保険から支給される出産育児一時金50万円でほぼ相殺されるため、差額の自己負担は目安約1万円です。

無痛分娩・個室を希望すると追加費用がかかる

無痛分娩は施設により数万円〜10万円程度、個室利用(差額ベッド代)は1日数千円〜数万円が目安の上乗せになります。いずれも出産育児一時金の対象外のため、 希望する場合はその分を追加で見込んでおきましょう。施設ごとの費用は「出産なび」で事前に確認できます。

出典:厚生労働省「出産育児一時金等について」(令和5年度 正常分娩の全国平均費用、出産育児一時金は2023年4月から50万円)、「出産なび」(分娩施設ごとの費用の見える化サイト)。

③ ベビー用品・マタニティ用品(自分のペースで揃えればOK)

出産前後に必要なベビー用品・マタニティ用品一式の目安は、次のとおりです。全部を新品で揃えると ここに挙げた金額程度になりますが、必ずしも一度に全部揃える必要はありません。

ベビー服・肌着

約2万円

寝具・ベビーベッド

約2万円

抱っこ紐・ベビーカー

約3万円

チャイルドシート

約2万円

哺乳瓶・ミルク用品

約1万円

マタニティウェア等

約2万円

レンタル・お下がりでもっと抑えられる

ベビーベッドやベビーカー、チャイルドシートなどは使う期間が短いため、レンタルサービスや 家族・友人からのお下がり、フリマアプリの活用で費用を大きく抑えられます。特に第2子以降は、 上の子のお下がりでほとんど賄えるケースも多いです。

公的な単一統計はないため、複数の民間アンケート調査(出産準備費用の実態調査)にもとづく編集部の目安です。地域・こだわりの度合いで大きく変動します。

子供が生まれてから、職場復帰までの期間の目安

「仕事に戻るまで」と言われても、産後休業・育児休業でどのくらいの期間があるのか分かりにくいもの。 制度上とれる期間と、実際に復帰する時期の目安を数字で見てみましょう。

出産0か月
産後休業(必須)8週間
育児休業(原則)1歳まで
復帰の目安生後10〜18か月
産後休業は取得必須、育休は原則子が1歳になるまで。保育園に入れない場合は最長2歳まで延長できます。

実際に育休を終えて復職した女性の育休期間を見ると、「10か月〜18か月未満」だけで全体の6割以上を占め、 1歳前後まで育休を取ってから復帰する人が多数派です。保育園の入所時期(多くの自治体で4月が中心)に 合わせて復帰時期を決める家庭も多く、子の誕生月によって実際の育休期間は前後します。

8〜10か月未満

11.4%

10〜12か月未満

30.9%

12〜18か月未満

32.7%

出典:厚生労働省「令和5年度 雇用均等基本調査」。育児休業を終了して復職した女性の育休取得期間の分布(上位3区分、合計で全体の75.0%)。

男性の育休はまだ短い人が多い

男性の育児休業取得率は上昇していますが、取得期間は「1か月〜3か月未満」が28.0%で最多で、 「2週間未満」の短期取得も合わせて約4割を占め、女性より短い人が多い傾向です。夫婦で分担して育休を取ると、出生後休業支援給付金で給付率が上乗せされる仕組みもあります。

復帰後の働き方は? 共働きが約8割

子供がいる世帯で母がどんな働き方をしているかを見ると、共働き(正社員・パート等)が全体の約8割を占め、 「専業主婦(主夫)」は少数派になっています。

正社員(正規)

32.4%

パート等(非正規)

35.5%

自営業等

9.9%

仕事なし(専業主婦・主夫)

22.2%

出典:厚生労働省「2023年(令和5年)国民生活基礎調査」。児童のいる世帯における母の仕事の状況(非正規の職員・従業員のうち約8割が「パート」)。

産後、仕事に戻るまでにかかり続けるお金

上の「約18万円」は出産前後の準備費の目安で、産まれてからの継続的な養育費(おむつ代・ミルク代など)は含みません。 目安として、おむつ代は月5,000〜8,000円ほど、粉ミルクを使う場合はミルク代が月5,000円〜1万円ほど継続的にかかります。

  • 産休・育休中は給料が止まりますが、出産手当金・育児休業給付金で収入の一部がカバーされます
  • 仕事に復帰するまでの家計は、この「準備費18万円」+「毎月の継続費」×「復帰までの期間」+「産休・育休中の収入」で考えると見通しが立てやすくなります

自分の家計に当てはめて考える

ここでの金額はあくまで全国平均の目安です。結婚・住宅なども含めたライフイベント費用の全体像や、大学卒業までの教育費もあわせて確認し、 老後資金の準備と無理なく両立できるか見てみましょう。

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よくある質問

Q.出産にかかる費用は結局いくらですか?

A.妊婦健診・分娩入院の差額・ベビー用品を合わせた自己負担の目安は約18万円です。分娩・入院費用の大部分は出産育児一時金でほぼ相殺されるため、実際にまとまった支出になりやすいのは妊婦健診の自己負担とベビー用品の準備費です。

Q.妊婦健診は無料ではないのですか?

A.自治体が費用の一部を公費で補助しますが、補助額には地域差があり、全国平均では自己負担が発生します。補助を差し引いた自己負担額の全国平均は約5万円です。

Q.無痛分娩や個室を希望すると追加費用はどれくらいかかりますか?

A.施設によりますが、無痛分娩は数万円〜10万円程度、個室利用(差額ベッド代)は1日数千円〜数万円が目安です。いずれも出産育児一時金の対象外のため、希望する場合はその分の自己負担が増えます。

Q.ベビー用品は全部新品で揃える必要がありますか?

A.いいえ。ベビーベッドやベビーカーなどは使う期間が短いため、レンタルサービスや家族・友人からのお下がり、フリマアプリを活用すれば、目安の12万円より費用を抑えられます。

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あなたの場合は、いくら?

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